ラスコーの壁画はご存知でしょうか?

 

初めて聞いたという方も多いかもしれませんが、フランス南西部のヴェゼール渓谷にある

洞窟の壁に描かれた壁画を再現した特別展です。

 

ラスコー壁画は、今から2万年も前にクロマニョン人によって描かれました。

 

まだ狩猟をしていた時代に描かれたとは思えないほど色彩豊かに描かれ、

躍動感のある動物たちが実物大で再現されているのを近くで見ることが出来ます。

 

私はもともと博物館に行くのが好きで、◯◯展とつくものは絶対見に行かなきゃ!と

なるタイプです。笑

 

現在は宮城県の多賀城市にある東北歴史博物館で開催中なので、行ってみた感想や

館内の様子などもあわせてレビューしていきます。

 

 

ラスコー壁画とクロマニョン人の大きなポスターがお出迎え! 

 

今回は車で行ったのですが、仙台駅からだと大体30分位ですね。

 

電車で行く場合は、仙台駅からJR東北本線に15分ほど乗り、”国府多賀城駅”で下車。

東北本線で行くと乗換なしで1本で行くことでき、博物館は駅の目の前にあるので

迷わずに行けると思います。

 

東北歴史博物館は初めて行ったのですが、駐車場もかなり広いので平日であれば

問題なくすぐに入れます。

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

すぐ隣に川?のようなものがあり、ベンチも置いてあるのでゆっくり休憩も出来ます。

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

駐車場から館内入口までは少し距離がありますが、ラスコー展の大きなポスターが

見えたらついに入場です!

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

チケットは一般1500円で、常設展もあわせて見ることができるのでお得ですね。

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

章ごとに壁画の歴史を学ぶことができる

 

まず館内に入ると、第1章から始まり壁画が発見されてから現在に至るまでの

歴史を振り返ることが出来ます。

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

一部の展示物を除き、ほとんどの展示物を撮影することできますよ〜。

 

1979年に世界遺産にも登録され、歴史的に大変価値のある壁画ですが

実は地元の少年により偶然発見されたものなのです!

 

歴史的なものというと、考古学者や歴史学者の人たちが調査を重ねて

発見するようなイメージでしたが、少年が発見したというのは驚きですよね。

 

その素晴らしさから多くの観光客が訪れましたが、それにより壁画の損傷が

進み、現在は洞窟自体が閉鎖されてしまいました。

 

ラスコーの壁画は、現地ではもう見ることが出来ないので今回のラスコー展が

非常に貴重な機会だということが分かりますね。

 

 

今にも動き出しそうな等身大のクロマニョン人

 

ラスコーの壁画を描いたのは、クロマニョン人と呼ばれる人々です。

2万年前は石や動物の骨を削り、槍やナイフに加工して狩りを行っていた時代です。

 

ホモ・サピエンスに分類され、現代人にも通ずる所が多くあるクロマニョン人ですが

そんな大昔に芸術的な絵を描く技術があったとは信じられませんよね。

 

クロマニョン人、ラスコー展、東北歴史博物館

 

等身大のクロマニョン人を見ると、現代人とほとんど変わらない風貌にビックリ!

男女ともに骨格がしっかりしていて、とても大柄な印象がありました。

 

クロマニョン人、ラスコー展、東北歴史博物館

 

女性は170cm以上あり、平均身長が158cmの日本人女性と比べると

かなり大きいですよね。

 

女性でも腕や脚がガッシリとしているので、最近は細身の人が多い日本人男性よりも

頼りがいのある感じがしました。笑

 

クロマニョン人の女性を見ると、貝殻や動物の歯・象牙などで作られたアクセサリー

沢山身につけています。

 

昔も今もこうした装飾品を身につけて、女性たちが着飾るのは変わらないんですね。

何万年も前に生きた人たちなのに、不思議と親近感が湧きました。

動物の毛皮をまとっていたり、装飾品を身に着けたりとオシャレですよね。

 

更に驚くべきは模型の精巧さ・・・!

今にも動き出しそうで、目が合ったらまばたきさえするのではないかという感じです。

肌の質感や毛の1本1本まで本当に細かく繊細に作られています。

 

クロマニョン人、ラスコー展、東北歴史博物館

 

あまりにも本物みたいで、夜に誰もいなくなったら動き出しそうですよね〜。

夜になると博物館の展示物が動き出すというお話の映画ナイトミュージアムを思い出しました。

 

これは是非、本物を近くで見るのをオススメします^^

 

 

ラスコー洞窟の1/10サイズの復元模型を見て触ることができる

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

ラスコー洞窟は地下に長く伸び、枝分かれしている構造となっています。

今回のラスコー展では、1/10サイズの模型で洞窟全体を見ることができます。

 

それぞれの空間の壁面の様子を目で見て触れられるので、洞窟の様子がよりリアルに

感じることが出来ます。

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

空間ごとに分けられていて洞窟の中を覗けるようになっています。

ライトで照らされた模型の洞窟内には人形も置いてあるので、洞窟のサイズ感が分かりますね。

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

洞窟内を覗くと分かりますが、こんなに凹凸の激しい壁面に絵を描いたのだなぁと実感できます!

今であれば、様々な技術があるので壁面に絵を描くのもそこまで難しいことではないかもしれませんね。

 

実物大のラスコー洞窟の壁画はただただ圧巻

 

ついに1番の見どころであるラスコー洞窟の壁画の実物大を見られるゾーンに突入。

薄暗い中に入ると、本当に洞窟内に迷い込んだような感覚になります。

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

通路の両サイドに壁面があり天井まで届く大きな壁画が描かれています。

ウシやウマなどが集中的に描かれており、その躍動感のある動物たちの姿は圧巻です!

 

驚くことに、動物たちは黒・赤・茶など様々な色で描かれています。

赤土や木炭などを血や樹液などで溶かし、顔料として使っていたようです。

自然のものを使って色の違いを作り出す技術が昔からあったとは、当時の高い芸術性を窺えますね。

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

更にここでは描かれた絵の線がライトで照らされると浮かび上がるようになっており、

よりハッキリと動物たちの生き生きした姿を見ることが出来ます。

 

暗い空間に浮かび上がる動物たちは迫力があり、必見です!

 

動物の骨や角から作り出す多彩な道具の数々

 

クロマニョン人が普段の生活で使っていた道具は、全て動物の骨や角から

作り出されていました。

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

ここではトナカイの角から槍を作り出す様子や動物の骨から刺繍用に使う針を

作る様子を動画で見ることが出来ます。

 

尖った石で骨や角を少しずつ削って、形を整えていく様子はずっと見てても飽きません。笑

削る用の石、鋭く研ぐ用の石など、様々な形の石を使い分けて道具を作り出す技術は凄いですよね。

 

ラスコー展、東北歴史博物館

 

刺繍用の針を見ると、今のものと変わらない形状をしていてビックリです。

 

 

 

まとめ

 

念願のラスコー展でしたが、かなり見ごたえがありました〜!

展示は第1章から第8章まであり、見て楽しみ触れて楽しむことが出来ます。

 

ラスコー展の最後には限定のグッズが販売されていたり、常設展も

あわせて見ることができるますよ。

 

小さなお子様とご家族で、カップルでと老若男女で楽しめる展示物が沢山

あるのでGW のお出かけにいいかもしれませんね。

 

現地では本物の洞窟を見ることは出来ないので、この貴重な機会に

足を運んでみてはいかがでしょうか♪

 

「世界遺産 ラスコー展 クロマニョン人が残した洞窟壁画」の詳しい情報はこちら

●開催場所:宮城県多賀城市高崎1-22-1(東北歴史博物館)

●お問い合わせ:022-368-0106

●開館時間:午前9時30分から午後5時まで(毎週月曜休館)

●開催期間:2017年3月25日〜2017年5月28日

●駐車場:191台あり(無料)

●ラスコー展公式HP:http://lascaux2016.jp/index.html